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1990年代初頭のロンドンで、電話ボックスに貼られていたセックスワーカーたちの名刺を収録したKFAXXX: Calling Cards From London。
Dungeon Acidとして知られるエレクトロニック・ミュージシャンのJean-Louis Huhtaは、1990年代初頭にロンドンを訪れ、Carl CraigやBaby FordといったテクノアーティストのライブやDJを楽しんでいました。イベントまでの数時間、街を歩き、旅行者が楽しむようなごく普通の風景や音を味わっていました。
やがて彼の関心は、よりディープな都市の一面へと向かいます。地下鉄の主要駅周辺に並ぶ象徴的な赤い電話ボックスの内側に、セックスワーカーたちのカラフルでシンプルな"名刺”が無数に貼られていることに気づいたのです。
その後もロンドンを訪れるたびに彼はそれらのカードを収集し続け、現在でも見つければ集め、交換も行っています。
本作は彼の膨大なコレクションをまとめた一冊です。当時のカード特有の二色刷りの質感を再現するため、様々な色の紙とインクが用いられています。また、1990年代初頭に見られた荒削りでどこか懐かしいデザイン手法を記録するアーカイヴとしての役割も担っており、アンダーグラウンドカルチャーの中で広く使われていた、味わい深いラフなフォントやイラストレーションを今に伝えています。
Luca LozanoとMr. Ho.が手掛ける香港拠点のレコードレーベル "Klasse Wrecks"の出版部門 KFAXよりリリース。
110ページ / 10 × 14cm / リソプリント / 80g/m² EOS bible print paper / 糊付け製本
Klasse Wrecks: www.instagram.com/klassewrecks
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